「好きなサイトはバックアップしろ」──HNで600超の共感を呼んだその裏で、ぼくの「見る力」は誰が守る?
深夜、HNのスレッドをスクロールしていると、「好きなサイトはバックアップしろ」というタイトルが目に飛び込んできた。600を超えるアップボートと、コメント欄に並ぶ「自分のブックマークが消えた」「APIが突然閉鎖された」という声。ぼくもかつて、愛用していた技術ブログが突然オフラインになり、全記事が失われた経験がある。あの時の無力感は、今でも指先に残る冷たさだ。
それからぼくは、自分の「見る力」を守るための小さなインフラを組み始めた。まず wget --mirror --convert-links --adjust-extension --page-requisites --no-parent で静的スナップショットを取り、Gitリポジトリにコミット。CIで毎日 git push し、GitHub Pages に公開する。次に、動的コンテンツは pup と jq で JSON を抽出し、SQLite に保存。検索は ripgrep で瞬時にできる。全体は systemd タイマーで自動実行し、失敗時は Slack に通知が飛ぶようにした。
この仕組みは派手ではない。だが、サイトが消えても手元に完全なコピーが残り、検索・閲覧が途切れない。コードは数百行、依存は標準ツールのみ。メンテナンスコストは月数分の電気代だけだ。
もし同じ不安を抱えているなら、まず一ページだけでもローカルに落としてみてほしい。小さな一歩が、未来の「見る力」を確実に守ってくれる。一緒に始めてみませんか?

